肝胆膵第79巻第1号

小児先天性胆道拡張症における腹腔鏡手術

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  • 田井中 貴久,他(名古屋大学)
  • 発行日:2019年07月28日
  • 〈要旨〉
    先天性胆道拡張症は,肝外胆管の拡張と膵・胆管合流異常を合併した先天性疾患である.拡張胆管の切除と肝管空腸吻合が標準術式である.先天性胆道拡張症に対する腹腔鏡手術は1995年にFarelloらがはじめて報告し,本邦では2016年度より保険適応となり小児においても今後ますます腹腔鏡手術が増えると予想される.しかしながら,本術式において重要なことは肝内狭窄に対する治療を行うことおよび膵内胆管を完全に切除することであり,これらのことを腹腔鏡で開腹と同様に行わなければならず難易度の高い手術といえる.本稿ではわれわれが行っている手術手技と手術成績について述べる.

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Laparoscopic surgery for choledochal cyst in children
田井中 貴久 内田 広夫
名古屋大学大学院医学系研究科小児外科