肝胆膵第79巻第1号

腹腔鏡下肝胆膵手術の周術期合併症と対策

電子書籍のみ

  • 小倉 俊郎,他(東京医科歯科大学)
  • 発行日:2019年07月28日
  • 〈要旨〉
    本邦において胆嚢摘出術から開始された腹腔鏡手術は,その低侵襲性と技術向上により多領域に普及し,近年では2010年以降の保険収載を契機として肝膵領域まで発展してきた.従来,肝胆膵領域手術は周術期合併症が多く,より重篤となりやすい.腹腔鏡手術においても開腹手術と同様の周術期合併症が起こりうるが,拡大視効果と精緻な手術操作によりその克服が期待される.一方,腹腔鏡手術特有の合併症もあり,それにより低侵襲性を損なうことになりかねないため,注意が必要である.本稿では特に腹腔鏡下肝胆膵手術で問題となりうる周術期合併症について,その特徴と対策について解説する.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Perioperative complications and management of laparoscopic hepato-biliary-pancreatic surgery
小倉 俊郎*1 伴 大輔*1 赤星 径一*1 小川 康介*1 小野 宏晃*1 工藤 篤*1 田中 真二*2 田邉 稔*1
*1東京医科歯科大学肝胆膵外科
*2同 分子腫瘍医学