肝胆膵第78巻第1号

PRRTに対する期待

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  • 小林 規俊,他(横浜市立大学)
  • 発行日:2019年01月28日
  • 〈要旨〉
    切除不能膵神経内分泌腫瘍(P-NET)では,ソマトスタチン受容体を治療のターゲットとしたpeptide receptor radio-nudide therapy(PRRT)が,欧州を中心に施行されてきた.177Lu-DOTATATEは,PRRTで使用される放射性医薬品の一つであり,膵・消化管神経内分泌腫瘍に対して,2017,2018年に欧州,米国で相次いで承認された.P-NETに対する177Lu-DOTATATEによるPRRTは海外の複数の第相試験の報告では,奏効率は29〜60%,無増悪生存期間は30か月以上と報告されている.現在,P-NETを含む神経内分泌腫瘍を対象とした177Lu-DOTATATEによる国内第Ⅰ相,Ⅱ相試験が実施されており,その結果が待たれる.

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詳細

Expectation for peptide receptor radio-nudide therapy
小林 規俊*1 高野 祥子*2 金田 朋洋*2 市川 靖史*1
*1横浜市立大学附属病院臨床腫瘍科 
*2同 放射線科