肝胆膵第78巻第1号

膵神経内分泌腫瘍(NET)の薬剤選択

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  • 伊藤 鉄英,他(福岡山王病院)
  • 発行日:2019年01月28日
  • 〈要旨〉
    膵神経内分泌腫瘍は外科的治療が標準であるが,進行例・切除不能例に対する薬物療法は,分子標的薬(エベロリムスおよびスニチニブ),抗癌剤のストレプトゾシン(STZ)およびソマトスタチンアナログのランレオチドが日本で保険適用となり用いられる.進行性の膵神経内分泌腫瘍の薬物療法においては,患者の状態(PS),腫瘍の分化度,肝転移腫瘍量,腫瘍の増殖および進行速度を考慮しての薬物治療が必要である.最近,WHOの分類が2017年に改訂され,新たにNET G3のカテゴリーが追加されたが,Ki-67指数が20%を超えていても高分化型の薬物治療を行うべきである.

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詳細

Strategy for medical treatment in pancreatic neuroendocrine tumors
伊藤 鉄英*1,2 李 倫学*3 藤森 尚*4
*1福岡山王病院膵臓内科・神経内分泌腫瘍センター 
*2国際医療福祉大学大学院医学研究科消化器内科 
*3米国国立衛生研究所消化器部 
*4九州大学大学院医学研究院病態制御内科学