臨床精神医学第47巻第10号

認知症に対して認められるリハビリテーション加算の要件と実際

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  • 酒井 浩・他(藍野大学)
  • 発行日:2018年10月28日
  • 〈抄録〉
    認知症に対するリハビリテーション加算は,平成18年の介護報酬改定による「認知症短期集中リハビリテーション加算」が始まりである。当初は,60単位/日であった診療報酬が,現在では240単位/日である。また,医療保険領域では,この8年後の平成26年に「認知症患者リハビリテーション加算」が始まった。近年,認知症に対するリハビリテーションの効果への期待が高まっており,地域社会をも巻き込んだ取り組みを行う事例も出始めている。認知症に対するリハビリテーションでは,①認知症進行予防あるいは認知症予防という観点,②認知症による生活への影響を最小にするための介入という観点,③認知症になっても暮らしやすい街づくりという観点がある。本稿では,これらのうち①の目的におけるリハビリテーション,特に作業療法を紹介し,事例を通して今後の課題についても言及する。

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A condition and reality of standardized medical fee dependence on type and frequency of medical treatment for patients with dementia
酒井 浩 白井 雅子
藍野大学医療保健学部作業療法学科