臨床精神医学第47巻第8号

rTMSの歴史とわが国の課題

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  • 鬼頭 伸輔(東京慈恵会医科大学)
  • 発行日:2018年08月28日
  • 〈抄録〉
    米国で反復経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation,rTMS)が認可されたのは2008年である。国内でも2017年9月,薬物療法に反応しないうつ病への新規治療法としてrTMSが承認された。2018年4月,日本精神神経学会からrTMSの適正使用指針が公表され,2018年に保険収載の見通しと聞いている。本稿では,海外における臨床研究の主要な知見を概観し,次に国内の開発状況について概説する。また,今後の課題として,双極性障害抑うつエピソードへの適応拡大,時短を目指した新規パラメータの確立,維持療法の標準化などがあげられる。これらの現況について著者のグループの取り組みを中心に述べる。

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Repetitive transcranial magnetic stimulation (rTMS) : the past, present, and challenges for the future in Japan
鬼頭 伸輔
東京慈恵会医科大学精神医学講座