Bone Joint Nerve通巻第17号第5巻第2号

骨粗鬆症性椎体骨折の保存治療

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  • 原田 敦(国立長寿医療研究センター)
  • 発行日:2015年03月25日
  • 〈抄録〉
    骨粗鬆症性椎体骨折入院患者に関する全国調査によって,わが国での本骨折に対する診療状況をある程度知ることができた.回答が得られた473施設における,回答日の整形外科入院患者数計14,242名のうち,骨粗鬆症性椎体骨折入院患者数は整形外科患者の10%を占め,その92%が保存治療を受けていた.診断で最も信頼する検査はMRIであった.外固定は92%の施設がしており,軟性コルセットが最も多かった.鎮痛療法で最も汎用されていたのは湿布だったが,最も強い疼痛時には大半でNSAIDs座薬が使用されていた.骨粗鬆症性椎体骨折の保存治療のエビデンスは乏しく,よりよい適応を決めていくには,今後のさらなる検討が必要である.

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Conservative treatment for osteporotic vertebral fracture
原田 敦
国立長寿医療研究センター