臨床精神医学第45巻第9号

新たな治療法の開発状況

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  • 稲田 健・他(東京女子医科大学)
  • 発行日:2016年09月28日
  • 〈抄録〉
    統合失調症の治療目標は,社会機能を含めた回復(Recovery)と考えられている。Recoveryを目指すには,症状制御が十分に行え,維持でき,社会機能を回復させることが必要であり,そのような治療法の開発がすすめられており,開発のターゲットは認知機能障害などがある。現在開発中の薬は,グルタミン酸系,アセチルコリン系,セロトニン系,ニューロペプチドに作用する薬などがある。さらに,遺伝子研究の発展は,統合失調症の病態を明らかにし,全く新しい理論に基づく治療方法を作り出す手段となりうる。さまざまな治療法が開発されたにしても,治療者は,何を治療すべきなのかを考え続ける必要がある。

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Development of novel therapeutics, antipsychotic drugs for schizophrenia
稲田 健* 石郷岡 純**
*東京女子医科大学医学部精神医学講座
**CNS薬理研究所