肝胆膵第85巻第6号

切除可能膵癌の外科的治療-補助療法も含めて-

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  • 池永 直樹,他(九州大学)
  • 発行日:2022年12月28日
  • 〈要旨〉
    膵癌診療ガイドラインが2022年7月に改訂・出版された.切除可能膵癌に対しては外科的治療法に10項目,補助療法に2項目のクリニカルクエスチョン(CQ)が設定された.2019年版と比較して,新設されたCQが1項目(RO8),変更されたCQが2 項目(RO5,RO6)で,2 つのCQが廃止された.ステートメントは4 つのCQ(RO2,RO5,RO6,RO9)で変更された.大きな変更は腹腔洗浄細胞診陽性の膵癌の外科的治療で,前版では「外科的治療を行うべきか否かは明らかではない」とされていたものが,「手術先行による外科的治療を行わない」ことが提案された(弱い推奨).最新のエビデンスに基づく本ガイドラインが普及し,本邦の膵癌治療の成績がさらに向上することを期待する.

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Surgical treatment for resectable pancreatic cancer
池永 直樹 中村 雅史
九州大学臨床・腫瘍外科