肝胆膵第85巻第6号

膵癌の病理組織学的診断

電子書籍のみ

  • 芹川 正浩,他(広島大学)
  • 発行日:2022年12月28日
  • 〈要旨〉
    膵癌の病理組織学的診断は,膵腫瘤の鑑別診断のみならず,腫瘤を認めない早期膵癌の診断やゲノム医療においてもその役割が期待され,病理診断に求められる意義はますます大きくなっている.「膵癌診療ガイドライン2022年版」では,膵腫瘤が認められる場合,腫瘤がみられない場合,遺伝子異常診断において検体を採取する場合など各病態や目的に応じた病理診断法が推奨されている.Needle-tract seedingの観点から切除予定の症例に対してEUS-FNAを行うべきかどうか,小さな腫瘤に対してはEUS-FNAとERCP下膵液細胞診のどちらを第一選択とすべきか,ゲノム診療に適切な組織採取はどうすれば得られるかなどが課題としてあげられ,今後の検討が待たれる.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Histopathological diagnosis of pancreatic cancer
芹川 正浩 石井 康隆 壷井 智史 中村 真也 平野 哲朗 池本 珠莉 佐伯 翔 清下 裕介 宮本 明香 古川 大 中村 一樹 飯島 徳章 山下 由美子 岡 志郎広島大学病院消化器内科