肝胆膵第85巻第6号

膵癌のリスク因子

電子書籍のみ

  • 高山 敬子(東京女子医科大学)
  • 発行日:2022年12月28日
  • 〈要旨〉
    膵癌の予後改善のためには早期診断が必須である.早期診断のためには高リスク群を抽出し適切な精査や経過観察することや,発見契機を見逃さずに拾い上げることが重要である.リスクを評価するためのリスク因子には家族歴や遺伝性リスク,嗜好,糖尿病や肥満といった生活習慣病,慢性膵炎やIPMNなどの膵疾患のほか,特に近年早期膵癌の診断につながるとして注目される膵嚢胞や膵管拡張といった画像所見があげられる.また,リスク因子以外にも発見契機となる臨床徴候も忘れてはならない.スクリーニングや経過観察についての基準は確立されておらず,今後の課題である.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Risk factors for pancreatic cancer
高山 敬子
東京女子医科大学消化器内科