Bone Joint Nerve通巻第27号第7巻第4号
先天性内反足治療の現況
電子書籍のみ
- 落合 達宏(宮城県立こども病院)
- 発行日：2017年10月01日
- 〈抄録〉
表在奇形である先天性内反足に対して古くから徒手矯正と固定の繰返しによる治療法が行われてきた．現在はPonseti法が世界標準となり，その徒手矯正の特徴はまず凹足矯正を行い，次いで距骨頚部をカウンターに前足部を外転するが，それに伴う踵骨の遊動を抑制しないことにある．矯正の目標は外転70度となる．X線像で後足部が背屈しなければアキレス腱皮下切腱術を行う．ギプス固定の後には足外転装具を使用する．
詳細
Present state of the congenital clubfoot treatment
落合 達宏
宮城県立こども病院 整形外科