Bone Joint Nerve通巻第28号第8巻第1号
頚髄症の症候学
電子書籍のみ
- 三原 久範(横浜南共済病院)
- 発行日:2018年01月01日
- 〈抄録〉
頚部脊髄症(頚髄症)の診断においては神経症候学が基軸となっており,症候学なくして本症の日常診療は成り立たない.本稿では頚髄症の神経症候を感覚系と運動系に分けて解説し,これらに対する現行の評価ツールを一覧にして紹介した.また,脊髄の推定障害部位をもとに頚髄症の病型を5型に分類し,それぞれの特徴を定量的なスコアを用いて説明した.さらに,客観性と定量性が求められる症候学の将来展望について言及した.
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Symptomatology for cervical myelopathy
三原 久範
横浜南共済病院整形外科 脊椎脊髄センター