Bone Joint Nerve通巻第22号第6巻第3号

縦断研究によるX線所見の変化─大規模集団検診による疫学調査から─

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  • 古賀 寛ほか(新潟大学)
  • 発行日:2016年07月01日
  • 〈抄録〉
    変形性膝関節症(膝OA)はX線評価において段階的に進行する.われわれの行っている34年にわたる長期縦断的疫学調査の自然経過から,膝OAのX線変化は男女ともに年齢の上昇に伴い発症進行した.最終観察時の平均年齢79歳時において男女ともにすべての膝でOA変化を認めたが,発症に至らない例が女性では15.7%,男性では25.0%存在した.膝OAの早期変化を論ずるとき,長期の変化の流れの中でその意味を検討する必要があると考えられる.

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Changing in X-ray grading of knee osteoarthritis from population based longitudinal epidemiological survey
古賀 寛* 大森 豪** 古賀 良生***
*新潟大学大学院医歯学総合研究科機能再建医学講座整形外科学分野
**新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科
***二王子温泉病院