Bone Joint Nerve通巻第10号第3巻第3号
M/L Taper Kinectiv Technology による人工股関節置換術
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- 平川 和男ほか（湘南鎌倉人工関節センター）
- 発行日：2013年07月01日
- 〈抄録〉
臼蓋形成不全による二次性変形性股関節症（DDH: developmental dysplasia of the hip）の多い本邦における人工股関節置換術（THA: total hip arthroplasty）では，臼蓋コンポーネントおよび大腿骨ステムの前捻を術前より十分に予測するが，思い通りの最適セッティングを行うことが難しい．特に大腿骨側はステム・ネック一体型での前後捻調整には時として転子下骨切りを必要とするなど難易度の高い症例も存在する．筆者らはこの問題に対しネック可変型のKinectiv ステムを使用してきたので，その臨床成績と利点について述べる．
詳細
Primary total hip arthroplasty with M/L Taper Kinectiv Technology
平川 和男 高柳 聡 斎藤 彰
湘南鎌倉人工関節センター