肝胆膵第73巻第1号

Step-up approachとは?

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  • 小暮 正晴,他(杏林大学)
  • 発行日:2016年07月28日
  • 〈要旨〉
    重症急性膵炎発症4週後の被包化された感染性壊死巣は改訂Atlanta分類でWON(walled-off necrosis)と定義された.従来,壊死性膵炎の治療として開腹でのnecrosectomyが行われていたが,合併症率,死亡率の高さが問題となっていた.そこでなるべく低侵襲なinterventionから除々に侵襲の高いものへと治療効果に応じて進めていくstep-up approachという概念が提唱され良好な成績が報告されてきている.WONは時間が経過するほどに内部の液状化が進みドレナージが行いやすくなる性質があり,この病態に合致した治療といえる.今回,WONに対するstep-up approachについて解説した.

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Step-up approach for walled-off necrosis
小暮 正晴 鈴木 裕 松木 亮太 横山 政明 中里 徹矢 阿部 展次 正木 忠彦 森 俊幸 杉山 政則
杏林大学医学部外科