肝胆膵第73巻第1号

  • 特集/変化した重症急性膵炎の診断・治療
  • 発行日:2016年07月28日
  • 〈企画趣旨〉
     この数年、膵臓領域で大きな変化がおこった疾患の一つに重症急性膵炎があげられる。本疾患では診断概念、治療法、さらに医療費補助適応などさまざま分野で変化がおこった。特に注目すべきは、壊疽性膵炎と仮性嚢胞の概念が整理され、step up approach に代表されるWON(Walled-off necrosis)の治療法が普及してきたことである。本誌においても膵炎全般についてはとりあげられてきた折に指摘された事項もあるが、今回は重症急性膵炎に絞り、最近起こった変化を中心に整理したい。

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〈目次〉
〔巻頭言〕急性膵炎診療はいかに変わったか? 近畿大学 竹山 宜典
重症急性膵炎・診断の変遷
疫学・重症急性膵炎診断基準-海外との比較・ガイドライン変遷の要点- 国際医療福祉大学 公益財団法人化学療法研究会化学療法研究所附属病院 吉田 雅博,他
WON(Walled-off necrosis)および周辺病態の概念 自治医科大学 佐田 尚宏
造影CTの意義,perfusion CTその特徴と展望 京都府立医科大学 阪上 順一,他
指定難病における膵疾患および重症急性膵炎の公費助成の変化について 五十嵐内科 五十嵐 久人,他
壊死性膵炎WON(Walled-off necrosis)の治療
Step-up approachとは? 杏林大学 小暮 正晴,他
WONに対する内視鏡的ドレナージ 近畿大学 三長 孝輔,他
内視鏡的ネクロセクトミー追加の適応,コツ,頻度,難易度(合併症) 帝京大学医学部附属溝口病院 土井 晋平,他
壊死性膵炎WONの治療-内視鏡的治療の現状と改善点- 東京医科大学 山本 健治郎,他
外科的治療の変化・治療成績 三重大学 飯澤 祐介,他
特殊治療の現況と展望 
経腸栄養の現状,コツ,および追加成分による付加価値は? 産業医科大学 真弓 俊彦,他
重症急性膵炎の膵局所動注療法-現状と展望- 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター 武田 和憲
大規模疫学データ解析からみた重症急性膵炎に対する動注療法の効果 東京大学 濵田 毅,他
座談会
変化した重症急性膵炎の臨床 (司会)多田 稔(東京大学)/山本 夏代(東芝病院)/正宗 淳(東北大学)/竹山 宜典(近畿大学)
シリーズ 肝臓の病理形態の理解と診断へのアプローチ
エンペリポレーシス(細胞内細胞貫入現象) 静岡県立静岡がんセンター 中沼 安二
シリーズ 薬剤を学ぶ−薬をいつもと別の視点からながめると
新規抗凝固薬の化学構造とその作用特性 くすりのマルト 松本 洋介
症例報告
Burned-out NASHの経過を組織学的に確認できたNASH肝細胞癌の1剖検例 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会吹田医療福祉センター大阪府済生会吹田病院 上野 智子,他