肝胆膵第77巻第6号

肝臓模型を用いた手術の安全性向上

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  • 福光 剣,他(京都大学)
  • 発行日:2018年12月28日
  • 〈要旨〉
    肝臓手術は高度な技術を求められる手技の一つであり,いまだに手術に関連する合併症が多く,術者には高度な技量が必要とされる.現在われわれは,肝臓手術や生体肝移植手術において,手術前にオーダーメイド立体肝臓模型を作製して術野に持ち込むことで手術の安全性が向上するかを検討する臨床研究を行っている.同時に,より利便性の高いデザインやコスト削減などの課題に取り組みつつ改良を重ねながら,より実用的なモデルの作製も進めている.最終的には医療機器としての承認を目指すとともに,手術の安全性だけでなく,若手外科医の教育,患者の病態の理解促進などに貢献することが期待される.

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詳細

The improvement of safety in liver surgery using custom-made liver model
福光 剣 石井 隆道 南 貴人 小木曾 聡 上本 伸二
京都大学大学院医学研究科肝胆膵・移植外科