Bone Joint Nerve通巻第15号第4巻第4号

手術手技シリーズ 経皮的内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術

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  • 西良 浩一(徳島大学)
  • 発行日:2014年10月29日
  • 〈抄録〉
    2003年帝京大学溝口病院整形外科・出沢明教授が,腰椎椎間板ヘルニアに対する経皮的内視鏡手術を国内に導入した.これはPED法と呼ばれる.脊柱管内のヘルニアに対しては,transforaminal approach で摘出する.外側ヘルニアに対しては,far-lateral approach で行う.いずれも局所麻酔下に行われる.8 mmの皮膚切開で,1-day surgeryとして可能である.腸骨陵が高い症例のL5/Sレベルの脊柱管内ヘルニアにはLove 法と同様のinter-laminar approach が行われる.患者の職種にもよるが,デスクワークだと術後4~5日で社会復帰可能である.スポーツ選手では,6~8週後の競技復帰を勧めている.臨床成績は通常の方法と遜色なく,現時点では,早期社会復帰可能な最小侵襲椎間板手術である.

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西良 浩一
徳島大学運動機能外科