Bone Joint Nerve通巻第34号第9巻第3号
iMAP,iSAPによる局所高濃度抗菌薬の感染制御~怒涛の症例狂乱~
電子書籍のみ
- 圓尾 明弘(製鉄記念広畑病院)
- 発行日:2019年07月01日
- 〈抄録〉
骨軟部感染症を難治化する一因にバイオフィルムの関与があり,その制圧にはMICの100~1,000倍が必要とされる.iMAP, iSAPからその局所濃度が実現すれば,これまでの常識が覆る.開放骨折では,内固定を優先してiMAP,iSAPにより感染と腫脹の制御をすることが,軟部の悪化を防ぐ.内固定後の感染でもインプラントを温存して,過剰な掻爬をせずとも感染を制御できる.そのような症例をここに狂乱したい.
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Infection control by high dose antibiotics perfusion from iMAP and iSAP ‒Incredible case series‒
圓尾 明弘
製鉄記念広畑病院整形外科