Bone Joint Nerve通巻第4号第2巻第1号

変形性膝関節症に対する運動療法─理学療法士の立場から─

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  • 八木 茂典ほか(東京西徳洲会病院)
  • 発行日:2012年01月10日
  • 〈抄録〉
    変形性膝関節症に対し,理学療法士による評価と運動療法は有効である.階段昇降や立ち上がり時痛は,初期から進行期にみられ,PF関節におけるPatella tracking是正を目的とする.歩行時や荷重時痛は,進行期から末期にみられ,歩行立脚初期におけるlateral thrast を抑制する.安静時痛や夜間痛は,どの期にもみられ,滑膜炎と考えられるので運動療法は適応でなく,薬物療法が選択される.

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詳細

Physical therapy for osteoarthrosis of the knee
八木 茂典*,** 森戸 俊行***
*東京西徳洲会病院スポーツリハビリテーションセンター
**東京医科歯科大学大学院運動器外科学分野
***東京西徳洲会病院関節外科