Bone Joint Nerve通巻第4号第2巻第1号
骨軟骨再生治療のための組織工学技術の進歩
電子書籍のみ
- 田畑 泰彦(京都大学)
- 発行日:2012年01月10日
- 〈抄録〉
細胞や生体組織に悪い影響を与えず,体になじみ,体とうまく融合するだけの役割であったバイオマテリアルが,細胞の増殖,分化を制御し,体に積極的に働きかける機能をもつようになってきた.足場やドラッグデリバリーシステム(DDS)などの組織工学技術によって生体組織の再生治療が実現されている.組織工学バイオマテリアル技術は,今や再生治療の実現に必要不可欠な存在となっている.
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Development of tissue engineering technology for regeneration therapy of bone and cartilage
田畑 泰彦
京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻医用高分子学講座生体材料学分野