臨床精神医学第44巻増刊号

9.F4:不安障害 3)強迫性障害

電子書籍のみ

  • 中前 貴ほか(京都府立医科大学)
  • 発行日:2016年01月28日
  • 〈抄録〉
    強迫性障害/強迫症(obsessive-compulsive disorder: OCD)に対する評価尺度としては,1980年代後半から始まったセロトニン再取り込み阻害薬(serotonin reuptake inhibitor : SRI)のOCDに対する有効性を実証するために開発されたYale-Brown Obsessive-Compulsive Scale(Y-BOCS)が現在も“gold standard”として広く用いられているが,近年は,症状次元ごとの重症度を評価できる尺度や,強迫的信念に対する尺度も開発され,より詳細な臨床評価が可能になってきている。本稿では,OCDに対する評価尺度の一覧を提示したうえで,日本語版が作成されている尺度を中心に,その用途に応じて概説する。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Assessment tools for obsessive-compulsive disorder
中前 貴1,2) 多賀 千明3)
1)京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態
2)ATR脳情報通信総合研究所 数理知能研究室
3)京都第二赤十字病院 こころの医療科