臨床精神医学第44巻増刊号

12.記憶 4)作動記憶

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  • 徳増 慶子ほか(兵庫県立リハビリテーション西播磨病院)
  • 発行日:2016年01月28日
  • 〈抄録〉
    作動記憶はさまざまな認知機能を円滑に働かせるために必要な機能であるため,特に作動記憶の検査と銘打っていなくても,ある程度複雑な認知検査では,作動記憶を必要とすることが多い。作動記憶を純粋に評価するための標準化された検査としては,日本版WAIS-Ⅲ成人知能検査の算数,数唱,語音配列の3つの課題,標準注意検査法(Clinical Assessment for Attention:CAT)のSymbol Digit Modalities Test,Memory Updating Test(記憶更新課題),Paced Auditory Serial addition Test,Position Stroop Test(上中下検査)の4つの課題がある。また簡便に評価するためにはTrail Making TestのPart BやMini Mental State ExaminationのSerial7が有用である。

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徳増 慶子1) 数井 裕光2)
1)兵庫県立リハビリテーション西播磨病院リハビリ療法部
2)大阪大学大学院・医学系研究科・内科系臨床医学専攻・情報統合医学講座・精神医学