Bone Joint Nerve通巻第37号第10巻第2号
足関節距骨骨軟骨損傷に対する治療方針とPRPの役割
電子書籍のみ
- 重城 保之ほか(重城病院)
- 発行日:2020年04月01日
- 〈抄録〉
距骨骨軟骨損傷(Osteochondral Lesion of Talus ; OLT)はほとんどの例で手術治療が必要となるが,従来から行われている各術式は中長期的な問題点があった.近年日本ではOLTに対してPlatelet-rich plasma(PRP)療法が使用可能となり,手術療法にPRP療法を併用することで硝子軟骨による再生が期待でき,中長期の治療成績向上につながると考えられている.OLTに対する各術式の概要と問題点を述べた後に,当院において手術療法にPRP療法を併用した臨床成績と具体例を提示する.
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Therapeutic strategies of platelet-rich plasma for patients with osteochondral lesion of talus
重城 保之 高尾 昌人
医療法人社団明敬会重城病院