Bone Joint Nerve通巻第37号第10巻第2号

PRPによる関節炎抑制効果─ラットモデルでのpure, LP, LR-PRPの比較─

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  • 宮武 和正ほか(東京医科歯科大学)
  • 発行日:2020年04月01日
  • 〈抄録〉
    多血小板血漿(PRP)は,白血球濃度の違いによりpure-PRP(白血球含有なし),LP-PRP(白血球濃度が全血以下),LR-PRP(白血球濃度が全血以上)に分類され,白血球濃度による効果の違いについて注目されている.われわれは12 週齢のラット薬剤性関節炎モデルに上記3 種のPRP を投与して関節炎治療に最適なPRP 製剤を検討した.疼痛行動解析結果では,pure 群で最も除痛効果が得られ,滑膜炎およびカルシトニン関連ペプチド発現も同様にpure 群で有意に抑制された.

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詳細

Comparison of three kinds of intra-articular PRP injection in a rat arthritis model
宮武 和正*1 新谷 尚子*1 関矢 一郎*2 古賀 英之*1
*1 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科運動器外科学分野 
*2 東京医科歯科大学再生医療研究センター