Bone Joint Nerve通巻第16号第5巻第1号
TKA後の人工膝関節周囲骨折,膝蓋骨骨折,膝蓋腱断裂に対する手術
電子書籍のみ
- 大森 豪(新潟医療福祉大学)
- 発行日:2015年01月09日
- 〈抄録〉
TKA後の人工膝関節周囲骨折の頻度は0.1〜2.5% でコンポーネントの弛みや骨粗鬆症など複数の因子が影響している.大腿骨顆上部骨折は早期離床を目的として手術治療が行われることが多い.脛骨骨折はコンポーネントの弛みがなければ保存治療が選択される.膝蓋骨骨折はコンポーネントの弛みと膝伸展機構の障害によって治療法が選択され,膝蓋腱断裂は頻度は稀だが成績不良例も多く治療法の選択には注意が必要である.
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Surgical treatment for periprosthetic fractures and patellar tendon rupture after total knee arthroplasty
大森 豪
新潟医療福祉大学健康科学部 健康スポーツ学科