肝胆膵第93巻第4号

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  • 特集/IPMN診療の現状と課題
  • 発行日:2026年10月28日
  • 〈企画趣旨〉
    膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は,日常診療においてしばしば遭遇する疾患であり,検診や人間ドックの腹部エコーや他疾患の精査・経過観察中の画像検査で偶然見つかることも多い.その多くは無症状であり,また,良性のまま経過することが多いが,一定の頻度で悪性例や悪性化もみられる.その診療については,2012年,2017年,2024年にエビデンスに基づく国際診療ガイドラインが出版されて情報のアップデートがなされているが,依然として解決に至っていない課題や不明な点が数多く残っている.本特集では,こうしたIPMNの診断・治療に関する最新の状況について取り上げる.

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〈目次〉
〔巻頭言〕IPMN診療の歩み−日本から世界へ,そして未来へ−………東北大学 正宗 淳

Ⅰ.総論・疫学
 IPMNの発生と遺伝子異常………札幌厚生病院 大森 優子
 IPMNの自然史………東京大学 大山 博生,他
 IPMNガイドライン:どう変わってきたか………鹿児島大学 保坂 優斗,他

Ⅱ.診 断
 IPMNの鑑別診断………愛知県がんセンター 松本 慎平,他
 IPMNの悪性リスク評価−放射線科医の立場から−………金沢大学 戸島 史仁,他
 IPMNの悪性リスク評価−内視鏡医の立場から−
  ………横浜市立大学附属市民総合医療センター 三輪 治生,他
 IPMNの悪性リスク評価−バイオマーカーから−………和歌山県立医科大学 川路 祐輝,他
 IPMNの局所進展度診断………長崎大学 髙橋 孝輔

Ⅲ.治 療
 IPMNにおける術式選択………兵庫医科大学 廣野 誠子
 膵管内乳頭粘液性癌に対する薬物治療−IPMCの治療戦略と最新エビデンス−
  ………神奈川県立がんセンター 戸塚雄一朗,他
 IPMNに対するEUSガイド下アブレーション治療………岡山大学 松本 和幸,他

Ⅳ.経過観察
 KyotoガイドラインにおけるIPMNの経過観察………近畿大学 竹中 完,他
 IPMN切除例後の経過観察と予後………千葉大学 高野 重紹,他


シリーズ
第33回日本肝がん分子標的治療研究会最優秀演題Award………新潟大学 吉田 智彰,他