臨床精神医学第55巻第4号

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  • 特集/ライフスタイル医学とウェルビーイングの接点
  • 発行日:2026年04月28日
  • <企画趣旨>
    かつて「病気になってから治療する」という医療の常識は,今や転換期を迎えている。生活習慣,環境,行動といった“日々の選択”が心身の健康に長期的な影響を及ぼすことは,数多くの疫学研究や生理学的エビデンスからも明らかになってきた。そうした中で注目されているのが,「ライフスタイル医学」という学際的なアプローチである。本特集号では,睡眠,運動,栄養,ストレスマネジメント,行動変容,健康格差の是正といった多彩な領域にまたがる最新の知見を集約した。いずれのテーマも,単に身体の健康を守るだけでなく,ウェルビーイングをいかに育むかという観点からも重要である。現代の生活は,多様なストレス要因にさらされている。その中で自らの生活を見直し,健康を「選び取る力」を育むには,科学に裏打ちされた具体的な実践知が不可欠である。本特集号がその一助となり,有用な示唆を提供することを願っている。

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<目次>
ICT を活用した不眠治療:digital CBT-I の可能性 東京家政大学 岡島 義
運動とメンタルヘルス 早稲田大学 初雁 晶子・他
睡眠とメンタルヘルス 国立精神・神経医療研究センター 松井 健太郎
生活習慣改善と健康・ウェルビーイング 大阪大学 馬殿 恵
健康・ウェルビーイングの社会的決定要因(SDH)─精神医学・メンタルヘルス臨床からの再考─ 京都大学 植野 剛・他
ソーシャルキャピタルと健康・ウェルビーイング─ライフスタイル医学に活かすエビデンスと臨床実践─ 千葉大学 飯塚 玄明
座りすぎとメンタルヘルス 明治安田厚生事業団 北濃 成樹・他
食事とメンタルヘルス 福岡女子大学 南里 明子
ヨガとメンタルヘルス 南飯能病院 猪飼 紗恵子
研究報告
「声」を聞いている人たちについてのウェブアンケートによる調査─一般人口における割合と対処法─  池淵 恵美・他
論説
強制治療の成立限界  新井 貴之