臨床精神医学第53巻増刊号

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  • 特集/How to informed consent in psychiatry〜私のtips
  • 発行日:2024年12月28日
  • <企画趣旨>
    患者に病名告知や薬物導入をする際に,どのような情報を,どのような精神療法的技法を用いて伝えているか,実践的な内容・チップスをまとめた特集。精神科医は病名告知などをストレートに「直面化」することをためらうことが多い。すなわち,患者がスティグマを受けるかもしれない「言いにくいこと」や「患者の意に反すること」を伝える作業は,ほぼすべての患者がショックを受けるであろうことに危惧するからである。しかし患者に病識を与え,また予後を改善するためには,しっかりとした説明は必要不可欠でもあり,精神科医はこのジレンマにいつも診察室で「直面」している。インフォームドコンセントの総論的な教科書は出版されている一方,個別の,そしてナラティブな実践本はほとんどない。そこで本特集は,読者のインフォームドコンセントにヒントを与えるため,個人が持つ「うまい説明」を共有し,明日から実践できる精神科実臨床の向上を目的とするチップス集である。

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<目次>
1.初発の統合失調症 村井 俊哉・他
 〈私のtips〉
 (Case 1) 村井 俊哉・他
 (Case 2) 古茶 大樹
 (Case 3) 竹井 謙貴・他
2.双極症 渡邊 衡一郎
 〈私のtips〉
 (Case 1) 渡邊 衡一郎
 (Case 2) 江崎 幸生
3.うつ病 加藤 正樹
 〈私のtips〉
 (Case 1) 加藤 正樹
 (Case 2) 堀 輝
 (Case 3) 菊地 俊暁
4.成人期に診断された自閉スペクトラム症(ASD) 太田 豊作
 〈私のtips〉
 (Case 1) 浦谷 光裕
 (Case 2) 中西 葉子
 (Case 3) 山室 和彦
5.成人期に診断された境界域−軽度知的能力障害 小坂 浩隆
 〈私のtips〉
 (Case 1) 小坂 浩隆
 (Case 2) 國井 泰人
 (Case 3) 太田 晴久
6.小児期の自閉スペクトラム症 岡田 俊
 〈私のtips〉
 (Case 1) 岡田 俊
 (Case 2) 中島 玲
 (Case 3) 河野 美帆
7.小児期ADHD 吉川 徹
 〈私のtips〉
 (Case 1) 吉川 徹
 (Case 2) 石井 礼花
 (Case 3) 田中 康雄
8.アルツハイマー型認知症 小原 知之
 〈私のtips〉
 (Case 1) 小原 知之
 (Case 2) 清水 聰一郎
 (Case 3) 笠貫 浩史
9.レビー小体病 藤城 弘樹・他
 〈私のtips〉
 (Case 1) 藤城 弘樹
 (Case 2) 岩田 邦幸
 (Case 3) 荒深 周生