臨床精神医学第51巻第3号

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  • 特集/COVID-19を超えて―これからの精神医学をめぐる環境
  • 発行日:2022年03月28日
  • <企画趣旨>
    COVID-19パンデミックの状況下,精神医学のすべての領域において,新たな環境への適応を迫られた。その中で,精神医学をめぐるさまざまな事象について,課題があぶり出された面もある。また,ここで培われた経験の中から,意義あるものはコロナ禍後も続いていくであろう。コロナ禍がいつ終わるかは未だ見通せないが,近い将来,人類がコロナ禍を克服した時を見据えて,新たな時代の精神医学について考えておくことは有意義であろう。本特集では,COVID-19パンデミックとさまざまな形で格闘した方々にご執筆をお願いし,ポストコロナかウイズコロナかはわからないが,コロナ後の新たな時代を展望してみたい。

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<目次>
コロナ禍で大学病院精神科が経験した困難から考える 精神医学講座担当者会議
医療従事者のメンタルヘルス―コロナ禍の体験に基づく考察― (国立精神・神経医療研究センター)牧野 みゆき
コロナ禍のオンライン受講がもたらした学生の困難から考える (山梨大学学生サポートセンター)鈴木 亜矢
コロナ禍の精神科病棟立ち上げ経験と精神科医療に及ぼす影響に関する質問紙調査 (国際医療福祉大学)木村 大・他
コロナ禍の経験から考えたオンライン精神療法の可能性と限界 (慶應義塾大学)菊地 俊暁
コロナ禍でのオンライン診療制度とその未来 (日本大学)根東 義明
緊急事態! 攻めるが勝ち (成仁病院)片山 成仁
コロナ禍での大学病院精神科の経験からみえてくるもの (横浜市立大学)菱本 明豊・他
産業精神保健における新たな課題としてのテレワーク (北里大学)堤 明純
コロナ禍から考えるひきこもり臨床の現在と未来 (九州大学)加藤 隆弘
短報
うつ状態を呈した鉄欠乏性貧血の1症例 武田 隆綱