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「肝胆膵」(74巻6号・2017年6月号)
特集/自己免疫性肝・胆管疾患のupdate

「肝胆膵」(75巻1号・2017年7月号)
特集/ニュートリゲノミクスから斬る肝胆膵疾患

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 第55巻4号(2007年10月号) 特集/肝胆膵における画像診断の新展開
定価(\)本体 2,760+税 送料(\) 150


編集後記

 肝胆膵疾患の画像診断はMDCT,さまざまな撮像条件のMRI,超音波における新規造影剤,PET-CTの登場・普及などその進歩は著しく,その画像はますます精緻となっている.また,胆汁排泄型の新規造影剤によるMRIや昨今の造影超音波は肝臓の新たな機能診断,病態解析に威力を発揮することも期待される.このような画像診断の発展は日常臨床に新たな展開をもたらしており,その診療における重要性は一層増大している.しかし,一方では,画像診断が先鋭的になればなるほどそれを必ずしも専門としない臨床医はそれを理解し駆使することが容易ではなくなる.その結果,ややもすれば専門家の記したレポートに頼りきって診療を行う傾向になる.また,画像診断が多岐にわたればこれらをどのように組み合わせれば無駄なくかつ患者さんに過大な侵襲を与えることなく的確な診断に到達しうるかということもそれほど容易なことではなくなる.たとえば造影超音波やMD-CTの登場により診断的な血管造影が不要な場合も生じるであろう.このような時期に一度,画像診断機器の進歩とそれを駆使した診断能の到達点について各領域のエキスパートにわかりやすく解説していただくことも必要であろうと考え,本特集を企画した.明日からの診療に役立っていただければ幸いである.




 

目次

〔巻頭言〕肝胆膵領域における画像診断の現況と将来の展望              松井  修

診断装置・手法の進歩

 CTの進歩と臨床応用                               佐藤 次郎,他

 肝胆膵におけるMRIの最近の進歩と臨床的意義                    山田  哲,他

 超音波診断装置の進歩                              森安 史典

 超音波内視鏡                                  村田 洋子,他

 PET/CTによる融合画像の診断と応用                        村上 康二

肝疾患に対する新展開

 びまん性肝疾患

  びまん性肝疾患におけるCT/MRIの役割                      村上 卓道,他

  びまん性肝疾患の超音波診断                          住野 泰清,他

 占拠性肝疾患

  占拠性肝疾患に対するCT/MRIの現況と展望                    北村 敬利,他

  超音波による肝腫瘍の鑑別診断と治療への応用                  工藤 正俊

胆道疾患に対する画像診断の新展開                         伊藤  啓,他

膵臓疾患に対する新展開

 炎症性疾患

  膵のCT/MRI診断                                西江 昭弘,他

  膵疾患に対する超音波/超音波内視鏡の検討                   坂本 洋城,他

  膵炎症性疾患のPET診断                            金田 朋洋,他

 占拠性病変

  膵臓占拠性病変のCT/MRI画像所見─襄胞性腫瘍および膵管癌を中心に─       香田  渉,他

  膵占拠性病変に対する超音波診断(特に超音波内視鏡診断)の新展開        廣岡 芳樹,他



座談会                                      有井 滋樹

                                         上田 和彦

                                         熊田  卓

                                         飯島 尋子



症例報告

 長期(3年)に渡り“自然治癒”を認めた肝蛭症の1症例               浜本 哲郎,他  

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